英国はケントにある個人邸のお庭。
トップ･シーズンには一般公開されています。

個人邸とは言いつつ、
複数の専属ガーデナー(！)がいる様子で
広大な敷地ながらも
細部にまで神経の行き届いたお手入れには
ただただ驚嘆するばかり･･･。

家は古いままでちょっと住みづらそうですが、
庭に賭ける情熱（＋コスト＋時間）はもうハンパじゃない！！

もう、ホントにいいもの見せてもらいました。
目のお正月です、はっきり言って。
･･･ケチのつけどころがなくて寂しい。（笑）

エクスバリー・アザレア(ツツジの一種)のオレンジ〜黄色と、
ピンク〜パープル〜ブルーの鮮やかなコーディネイト。
狭い場所ではあり得ない取り合わせも、この緑の絶対量の中では「アリ」。

目を見張る芝生の美しさ。
両サイドのボーダー植栽とのコンビネーションが見事！
エッジも完璧に処理されていて、参りました。

建物は、チューダー様式の
ブリティッシュ・カントリーハウス。

パーゴラのある小径。
歩を進めるのが楽しくなります。

リアル・アンティークのレンガ積みに、
かわいいハニーサックルが絡んで。
なんとも言えずイイ風情。

トリミングされたイチイの生垣。
その間を縫う中心軸上には、
フォーカルポイントの
スタチューがしっかり配置されている。

大木の足もとに広がる、ワイルド・メドウ風の植栽。
補色を効果的に生かしたカラー･スキームが　心にくいばかり。